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4スタンス理論

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謹賀新年

2021.01.01

あけましておめでとうございます。
今年も暖かいご声援をよろしくお願い致します。
「一年の計は元旦にあり」ということで、今年も2021年の目標を綴って参りたいと思います。

先ず1つ目の目標は「日本一」になる事です。
これは目標達成されようが毎年の目標になりますね。一度だけではなく「永遠に」が最大目標です。

2つ目はチーム盗塁数です。
「成功率7割超え100個」と掲げておきます。「数」よりいかに「効果的に」走れるかが大事と考えていますので、以前の様な無茶な数字は控えたいと思います。盗塁は走るタイミングを間違えてしまうと試合を潰してしまうこともあります。もちろんそれを怖がっていては勝利をもぎ取ることは出来ないので、結果的に失敗したとしても「根拠」の部分だけはしっかり持って臨みたいと思っています。

3つ目は走塁指数です。
私が見ている指標は「UBR」と「BSR」。この数字が毎年上位である事にはこだわっています。

UBR指標(+が良い成績を表す)

上記は今シーズンの「UBR」の結果ですが、やはり強いチームは2つ先の塁を取ろうとする意識は高いと思います。
ヤクルトの河田さんが広島に行って走塁革命を!という記事を見ましたが、この数字から見る限りあながち間違いではないと思います。

BSR指標(+が良い成績を表す)

次に「BSR」指標ですが、これは「UBR」とその隣にある「wSB」の指標の数字を合わせたものです。
「wSB」とは盗塁に関する指標ですが、私はwSBに関してはそこまでは重要視していません。
盗塁には「オートマ」や「エンドラン」もあり、純粋な盗塁の成功と失敗を加味した指標とは言い難いからです。
それでも昨シーズンのマリーンズの「BSR」指標が12球団で1位だったことは、就任当初から井口監督が掲げてきた「走塁革命」において一定の成果が出たと言えるでしょう。
今期も「UBR」「BSR」に拘っていきたいと思っています。

4つ目は守備指数です。
私は「UZR」という指標を常に見ています。下記が2020年の「UZR」指標です。

UZRレフト

UZRセンター

UZRライト

数値を見る限りですがまずまずの数値でした。今シーズンも引き続き頑張っていきます。

守備を評価する上で注意しなければならないのが、「エラー数」と「守備範囲」についてです。「エラーは少ないが守備範囲は狭い」のと「多少エラーはするが守備範囲は広い」というこの2者の比較です。昔これを検証した例がありました。エラー数が最小でゴールデングラブを取った選手(エラーは1桁)と、守備範囲が広く最もエラーをした選手(エラーは20個以上)の比較です。簡単に結果をいえば、守備範囲の広い選手のエラーのほとんどは、守備範囲の狭い選手にとってはヒットだったということです。この問題を克服するには選手の守備範囲を広げること(選手の能力を上げること)と、ポジショニングを研究すること(打球が飛ぶ位置にいること)です。この2点については今年も必死に取り組んでいきたいと思っています。

こういった指標は皆さんにとっては馴染みのないものかも知れません。未だに新聞等の成績欄には、打率、打点、HR、盗塁の成功失敗、エラー数など単純な数値ばかりです。もっともっと本質に突っ込んだ指標が世間に定着していけば、野球を見る側ももっともっと面白く見れると思います。

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