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4スタンス理論

旧ブログ(現役時代のブログ)

たまには野球話しを

2009.03.29

WBCの結果をみて確信を持てた事がある。

野球はタイミングのスポーツであり、それを測る上で゛間゛が必要である。

これは基本で、違いは…

その゛間゛をいかにして取るかで、欧米の選手にはないアジア独自の゛タイミング゛が産まれるということである。
(ここでは主に投手)

一軍選手とそうでない選手の違いは、
『どうすればいいか分かっているけどできない』のと、
『そもそもどうやったらいいかさえわからない』の違いだけだ。

よくドラフト一位で入団してくるも、にっちもさっちもいかず引退してしまう選手が正にそれ。

才能(持って生まれた)はあるのだが、一流の智恵や工夫を身につける事ができず、あるいはその存在にすら気付かなかったか…。

今の欧米の野球は正にその立場にいるのかもしれない。

ちょっと過激な発言だが、世界一、二位になったアジアの野球を今回ぐらいは自慢してもいいだろう(笑)

なぜアジアの野球が欧米にはないタイミングを産むか?の答えは簡単!

欧米の野球人に比べてパワーがないアジア人は、重心を゛上手く゛スウェーさせることで力を産んでいる。
その動作の中で゛間゛を取ることで、アジア独特のタイミングを産む結果となっているのだろう。

球速通りしかスピードを感じない欧米の投手と、
球速以上にスピードを感じるアジアの投手…。

これが欧米とアジアの野球の差だと俺は思っている。
今の自動車産業の構図と似ているようなにてないような…。

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